ヤングサンデー創刊20周年―。
そこで、何か歴史に残るビッグプロジェクトが出来ないものかと考えた、あだち充担当・K暮と、高橋留美子担当・Yダン……。
“両巨匠にお願いして、合作の描き下ろしイラストを描いてもらえないだろうか!?
そして、それをクリアファイルにしてヤンサンの付録に付けよう!” |
シリーズ連載中の「アイドルA」と、
先日、感動のフィナーレを迎えた「1ポンドの福音」の豪華コラボレーション!!
企画をひらめいたはいいが、実際に作業をされるのは両先生……。
まずは、構図や段取りを担当者間で打合せ!
「どちらとも主人公が登場するべき」、「合成と思われるのはイヤなので、ふたりが重なる部位があること」かつ「絵として不自然にならず、カッコイイもの!」ということで、“畑中耕作が里美あずさを肩車している絵”を依頼することに決定!
……構図について、担当者間のコンセンサスはとれたものの、両先生には、まだ何も話はしていない。段取りは……? |
| まず、どちらの先生に先に相談するべきか? |
「漫画家として先輩のあだち先生に先に話すのがスジだろう!」
先輩編集者であるYダンが、K暮に提案する。
「えっ! あだち先生に断られたら困りますよ!高橋先生にも同時にお伺いしたほうがいいですって!もし、どちらかお一人だけでもやる気があるなら、説得の余地もあるじゃないですか?」
自分のせいで企画が頓挫することを恐れ、しつこく食い下がるK暮に、Yダンもしぶしぶ了承。 |
後日、“あだちプロ”と“るーみっくプロダクション”で、ほぼ同時刻にそれぞれの担当者が、両先生にビッグプロジェクトの概要を切り出す……。
ふたりのリアクションは、
「高橋先生はやるって言ってるの?」(あだち先生)
「あだち先生は、なんておっしゃってるの?」(高橋先生)
というもの。
こうなったら、そこは漫画編集者たるもの、アドリブで走ります!
「高橋先生は、けっこうやる気らしいですよ!」(K暮)
「あだち先生は、高橋先生がやるなら、やるって言ってますよ!」(Yダン)
……てなわけで、なんとかこのビッグプロジェクトは動き始めたのでした。 |
ところが…!!
17号につける、付録のクリアファイルの進行が、予想以上にきつく、最初の下書きから完成までに2週間程度しかない!
両先生の作業を考えると、中1〜2日でめまぐるしく画稿が(両プロダクション間を)移動しないと、期日までに上がらない!
しかも両先生は、少年サンデーで週刊連載をされている身。
各担当者は、忙しい間を縫って作業をしていただいているふたりの、各行程が終わるタイミングを見計らって、なるべくタイムロスが出ないよう、“あだちプロ”と“るーみっくプロダクション”を短期間に何往復もすることになるのでした……。 |
| 以下、実際にコラボ・イラストが出来上がっていくレポートです。 |
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